2018夏合宿! 〜KA法を使った価値抽出トレーニング〜
大阪芸術大学未来創造デザイン研究会の2018夏合宿!
今年は、某フードコートで行った行動観察からKA法を使って価値を見つけるトレーニングを行いました。
KA法とは、紀文食品の浅田和美氏が2006年に公開した分析手法で、UXデザイン用途に千葉工業大学の安藤昌也教授が改良した方法をベースにしたものを用いています。
カードを3分割に区切り、一番上に出来事、左下にそのユーザーの心の声、右下に価値を記載していきます。 今回は事前に行動観察を行なっており、KA法の分析まで時間があく事と観察調査に加わっていなかった人も分析することがわかっていたので、上の出来事のところに観察対象者の属性(5歳ぐらいの女の子とその母親)を記載することでより対象者のイメージがしやすいように工夫しています。
感覚的にデザインするのではなく、利用者の『価値』を捉えたうえでデザイン出来るようになれば今後の幅が広がります。
担当:福武
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